日本では、産婦人科医師が妊娠中の女性や、妊娠前の女性に「葉酸」を進めています。

 

それと同様に、欧米の産婦人科医はオメガ3の摂取を進めていて、欧米女性の間では、妊娠中にオメガ3を摂取することは常識となっています。

 

オメガ3ってなに?

オメガ3とは「オメガ3脂肪酸」と呼ばれるものの通商です。

 

オメガ3とは、不飽和脂肪酸のうちのDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、ALA(リノレン酸)、と呼ばれている脂質の事です。

 

DHAやEPAは「青魚に多く含まれる栄養素」として聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。

 

葉酸と同じくオメガ3はお腹の赤ちゃんにとって必要

 

葉酸と同様、母体がオメガ3を摂取することで、胎児にも栄養が運ばれていきます。

 

オメガ3は血液をサラサラにして全身の血液の流れをよくする効果が期待できので、胎児にも栄養素が多く送られる、胎児の発育をサポートする効果が期待できるでしょう。

 

DHAはセロトニン分泌を促す効果がある

主な効果として、DHAはセロトニンの分泌を促し、脳内の神経伝達物質として働いてくれます。

 

セロトニンは、精神の安定、気分の安定など効果をもたらしてくれる脳内物質です。

 

セロトニンが不足すると、多動性障害などの行動障害や、うつ病や双極性障害などの精神的な引き起こされる可能性があります。

 

DHAは中性脂肪を減らす効果がある

DHAを摂取すると、血液の中の中性脂肪を減らしてくれるので、心臓病のリスクを減らしてくれる効果もあります。

 

DHAは固まりにくい性質をもっているので、DHAが細胞に取り込まれると、細胞がしなやかになり、脳の情報伝達が活性化されます。

 

また、赤血球に取り込まれると、血液中の成分をやわらかくして、流れやすくしてくれます。

 

アレルギーを促進する物質を阻害する働きや、精神を安定される効果もあります。

 

EPAはDHAよりも血液サラサラ効果が高い

EPAは、血液をサラサラにしてくれる効果がDHAより優れています。

 

お腹の中の赤ちゃんは、お母さんの血液から栄養を摂取するので、血液の流れがスムーズだと、良質な栄養を赤ちゃんに届けられるようになります。

 

ALA(リノレン酸)とは?

ALA(リノレン酸)は、EPAやDHAを作り出すためには必要不可欠なものです。

 

赤ちゃんの脳や、目の網膜を作るためには欠かせません。

 

またALA(リノレン酸)は、うつ病を防ぐ効果もあります。

 

お母さんの、出産後の産後うつを予防する効果もあります。

 

オメガ3は体内で作り出せない

 

オメガ3は、体内で作り出すことができない栄養素の一つです。

 

そのためオメガ3は、食事やサプリメントからしか補う事ができないので、脳の健康維持や血液をサラサラに保つためにも積極的に取り入れたい栄養素です。

 

オメガ3はどんな食材に含まれる?

 

DHAやEPAが豊富に含まれているのは、サバやサンマといった青魚になります。

 

しかし、魚が身体にいいというのは多くの人が知っていますが、腐りやすいこともあって保存をすることが難しく、さらに共働きの人は毎日魚を焼くというのは難しいですね。

 

しかも、魚には赤ちゃんに悪影響を及ぼす「水銀」が含まれている可能性もあるので、注意が必要になります。

 

オメガ3を取りたいと考えた場合は、サプリメントがいいですね。

 

青魚以外でオメガ3が含まれている食材は?

 

魚以外に、オメガ3が含まれている食材としては、「くるみ」や「えごま油」さらに「亜麻仁油」などがあります。

 

魚はエサなどで有害物質を取り込んでいる可能性があるので、積極的に摂取するには「植物由来」のオメガ3がおすすめです。

 

オメガ3が不足すると流産や早産などの危険性が高まる?

 

イギリスで発表された資料によると、オメガ3の摂取量が0.146g/日以下の妊婦は、早産や低出生体重児を出産するリスクが高いそうです。

 

これは、DHAに子宮を収縮させるプロスタランジンのバランスを整える働きが関係しているといわれています。

 

授乳中の女性も積極的に撮りたいオメガ3

お母さんの母乳にもオメガ3の栄養素が取り入れられるため、赤ちゃんは母乳からもオメガ3を摂取することができます。

 

妊娠中の女性はもちろんとして、授乳期間中のお母さんもオメガ3は積極的にとっていきたい栄養素です。

 

厚生労働省は、授乳婦がオメガ3脂肪酸を十分含む母乳を分泌できる量の目安量を1.8g/日としています。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

オメガ3は限られた食材にしか含まれていない栄養素でありながら、血液サラサラになる効果や赤ちゃんへもたらす影響など、その役割はとても大きなものがあります。

 

葉酸サプリにも多く含まれているオメガ3なので、特に妊娠中や授乳中の女性は意識的に取りたい栄養素の一つでもありますね。